こんにちは!なっちょです!
今日はロバートキヨサキさん著『金持ち父さん貧乏父さん』に出てくるキャッシュフロークワドラントについて話そうと思います。
この本で紹介されている4つの稼ぎ方のことをキャッシュフロークワドラントと呼んでいます。
4つの働き方とはすなわちESBIで、下の図のようにあらわされます。
〇EはEmployee
会社員・アルバイトなどの雇用されている働き方のことです。
〇SはSelf-employee
自分で仕事をしている人たち、要は自営業者ということになります。
範囲は幅広く、スポーツ選手や開業医、デイトレーダー、タレント、独立士業なども同じクワドラント内に入ることになります。
〇BはBusiness owner
自分の時間をかけずとも収入を生み続けるビジネスを有するオーナーのことです。
〇IはInvester
配当や金利で収入を得る投資家のことです。
それでは、各々のクワドラントに属する人がどのように稼いでいるのかについて見てみましょう。
Eの働き方
Eの人たちは自分の時間を対価にお金を得ています。
月給・日給・時給といろいろ時間によって区切りはありますが、時間を切り売りしてお金を得るということに変わりはありません。
時間は有限なので、収入にも限界があります。収入を得ようとすればするほど自分の時間が無くなりますし、自分に仕事の意思決定権はありません。
日本においては、このEクワドラントに9割が属しています。
Sの働き方
Sの人たちもEと同様自分の時間を対価にお金を得ることに変わりないですが、それにプラスして能力を合わせて収入を得ています。
能力を磨くことによって、収入の単価が上がることが多く、カリスマと言われる人もSの人が多い印象です。
ですが、Eと同様に収入を得ようとすればするほど自分の時間が無くなっていきます。
すごいと言われる人ほど忙しくなり、他人には真似できないような独自性を追求すればするほど人に任せるのは難しくなるためです。
意外と盲点なのは、株やFXや仮想通貨で短期売買をしている人も実はSの人になります。
相場を読む能力やPCに張り付く時間によって収入が決まるという理由からです。
高収入を狙うためには相当の技術やスキルが必要ということになります。それを望まなければ、効率的に時間をコントロールできる働き方もできます。
そして、仕事の意思決定権は自分にあります。
Bの働き方
Bの人たちは組織や仕組みを使い、お金を得ています。
フランチャイズやMLMや代理店ビジネスの大元は、組織を作ることを仕事としていますが、組織や仕組みを作った後には、一切の時間をかけることなく収入が継続して入ってくるようになります。
そのためには、自分の下のリーダーが育っていることが前提になるでしょう。
自分が歯車の一つとして動いている時は、Sのクワドラントの中にいます。
あと不動産投資により、家賃収入のインカムを得て不動産賃貸経営をする場合は、これはBの収入となります。
税制的にも経費が認められていますし、経営というからにはビジネスからの収入に間違いありません。
太陽光発電投資も同様です。
物販でも、最初は自分で仕入れて、自分でそれを売るというところから、従業員を雇って自分の代わりに仕入れしてもらったり、売るのを外注化したりして、一旦仕組みを作ってしまうと自分がやらずとも収入を得ていくことができます。
そして、仕事の決定権は自分にあって、かつ仕事の義務も発生することはなくなります。
Iの働き方
Iの人たちはお金をお金に換えてお金を得ています。
お金を株や外貨などに換えて、配当や金利を得ていくというやり方で収入を得ます。
Iの収入は自分の代わりにお金が働いてくれて、自分の時間も使わないため、完全なる不労所得となります。
逆に労働が発生するような短期売買でお金を得るやり方はSの収入の得方となります。
ただし、もしこれで生計を立てていくことを考えるとすれば、相当の資金力がなければ実現することは難しいと思います。
年利4%だと5000万円あっても、年200万円の収入しか得ることができません。
200万円だとこれだけで生計を立てるのはなかなか難しいです。
ですが、生活の足しにすると考えると見える景色が変わってきますので、コツコツ資金を作っていくと数百万円を得ていくことができるようになります。
ここで、気を付けないといけないのは、少ない元本でこのIクワドラントに踏み入れると詐欺の罠にはまることになるので要注意です。
まとめ
この世の働き方(稼ぎ方)はESBIの4つのクワドラントしかありません。
E 時間→お金
S 時間+能力→お金
B 組織・仕組み→お金
I お金→お金
前半のESからの所得は、時間を使い労働することによって収入を得るので【労働所得】と言います。
後半のBIからの所得は、ほぼ時間を使うことなく収入を得られるので【不労所得】と言います。
サラリーマンを卒業して、自由な働き方や自由な時間を得ようとするならば、できるだけ不労所得を得ていくことが必要だと思います。
ですから、まず副業をして稼ぐ力をアップさせ、ビジネスを育てつつ、投資で資産を増やしていくという、E→S→B→Iというプロセスで行くのがサラリーマン卒業の一つのモデルだと思っています。
私も、BとIからの収入がそれなりに入ってくるようになってきました。
これを継続しつつ、サラリーマン卒業に向けて行動していきたいと思います。
本日もお読みいただきありがとうございました!
なっちょ